吸入指導ワーキンググループから
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2010年2月 吸入指導の連携に向けて 市立吹田市民病院薬剤部 日頃は院外処方箋の応需にご協力を頂き誠にありがとうございます。 一昨年、当院の呼吸器アレルギー内科に辻部長が赴任されたのを機に、薬剤部では喘息・COPD患者様への吸入指導に力を入れてまいりました。ご存知の通り吸入手技は初回の指導だけでは十分に理解できず正しく吸入ができていない患者様や、また時間の経過と共に自己流に吸入をされている患者様も見受けられます。そのため吸入指導には継続した指導が必要であると考え、調剤薬局の先生方と一緒に吸入指導を進めて行く必要性を感じています。 そこで昨年、病院前のマザー薬局、さくら保険薬局、片山薬局、デイリーステーション薬局の4薬局様をモデル薬局として吸入指導連携を始めました。また9月には吸入指導の講習会を薬剤師会様と一緒に開催し、多くの薬局様が連携に参加していただける事になり大変ありがたく思っています。さらに吹田市全体の吸入指導のスキルをあげていくために薬剤師会様と一緒に『吸入指導ワーキンググループ』を立ち上げました。そこで講習会の内容や吸入指導の進め方等を検討し、先生方にとってより有意義な連携を進めていきたいと考えています。 また薬剤師会様のご協力を得て、調剤薬局に勤務されている先生方に吸入指導についてのアンケートを実施しました。この場をお借りしてお礼を申し上げると共に、遅くなりましたが、その結果を報告させて頂きます。 今回、アンケートを実施させて頂き吸入指導の現状と今後の課題を知ることが出来ました。 現状としては、吸入指導を行っている薬局様は多いものの、指導にかける時間・指導方法・指導内容等に薬局間でかなりの差があり、吸入薬剤に対する認知度も薬剤師間で差があるようでした。また、患者様の中には吸入治療の必要性を認識されておらず、アドヒアランスが不良であり積極的に治療に取り組まれない方も居り、患者様の吸入治療に対する認識も高める必要があることがわかりました。 先生方のご意見では、今後吸入指導をより向上させる為の課題として、デモ器・DVD等映像資料の配置、吸入指導を行う上での必須確認ポイント集の作成、薬剤師教育、患者様に吸入治療の必要性を認識させる等の意見がありました。また製薬会社への課題としては個々の吸入器の手技の簡略化、吸入補助器の統一化などの意見が見受けられました。 先生方のご意見を参考に薬剤師会様とよく相談のうえ、連携を進めていきたいと思いますの でよろしくお願い致します。 最後に、アンケートの集計にご尽力頂いた、新京阪薬局の三田康子先生、千里プラス薬局の大森由子先生に御礼申し上げます。 |
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